見積価格の値下げ交渉術

2023.04.25

ブログ | 金属の知識

 

解体工事は、最終的には建物や構造物を完全に取り除いて、何も残さない状態にする工事です。

そのため、工事品質が確保されていれば、できるだけ費用をかけたくないものですよね。

 

ただ、解体業者は「安かろう、悪かろう」の業者も存在するため、見積もり金額だけで業者を決めてしまうのは悪手です。

 

任せて安心と感じた業者さんの対応がとても良かったのですが、見積もり金額が少し高かったため、諦めようかな、、、。」という方もいます。

 

こちらでは、上手な「解体費用の値下げ交渉術」をご紹介します。


施工時期の限定をしない

お早目にご相談を~

施工時期が急であったり、日程の細かな指定があったりすると、値下げ交渉は少し難しくなります。

 

「解体工事の目安として、○月から○月の間に実施していただきたいのですが、その期間内で〇〇さん(解体業者)にとって都合の良い時期に工事を行っていただければと思います。」

このような施工スケジュールにゆとりがある場合は解体業者さんも都合のいい時期に施工が出来るので、値下げをして頂き易くなります。


他社の見積もりを引き合いに

「他社よりも若干高めの価格提示ですので、少しでも価格を下げていただけると幸いです!

他社の具体的な見積もり金額を業者さんに伝えるのも一つの手法です。

ご紹介させていただいた解体業者さんに対して良い印象を持っているにもかかわらず、他社の見積もりがより安価だった場合には、「もう少し(○万円程度)値下げしていただければ、お願いしたいと思います」と伝えることもできます。値下げしていただける可能性がある場合は、即ご契約の意向がある旨をお伝えすると、業者さんの心も揺らぎ、交渉がうまくいくケースがあります。


素直にお願いしてみる

業者との信頼関係を築くためには、彼らの「情」に訴えることも有効な手段です。

 

「どうしても御社にお願いしたいのですが、もう少しお安くなりませんか?」

このようにお願いされると、業者さんは意気に感じて、もう一息頑張っていただける事が期待できます。


解体業者に値下げ条件を提示してもらう

無理に「とにかく安くして」と言っても現実的に難しい場合があります。
そこで、こんな聞き方をしてみてもいいでしょう。

「値下げしてもらうために、こちらが出来ることはありますか?」

値下げ交渉をする際には、業者さんも条件を考慮して値下げしてくれることがあります。

自分自身ができることとしては、家財品を自分で処分すること、工事スケジュールの柔軟さ、解体業者の車両設置場所を確保(近所や地主から駐車場所を借りるなど)などが挙げられます。

また、お立会いの際に業者さんとの関係性を築くことも大切です。業者さんの「情」に訴えることも一つの手段ですが、倫理に反することは避け、相手に信頼してもらえるような関係を築くことを心がけましょう。


 

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