土地の境界線と解体工事    60秒解説

2023.08.22

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土地の境界線とは

土地の境界線とは土地と土地の境目を表す物で正しくは「敷地境界線」と呼ばれます。解体時にこの敷地境界線が曖昧であった場合はお隣様にご迷惑をおかけしてしまう場合や、トラブルの原因になります。

 

敷地境界線の確認方法

①境界標(境界杭)を確認する

敷地境界線がきっちりと測定されている場合、敷地内の四隅にそれぞれ境界標(境界杭)が設置されています。この境界標の一周をつなげた外周が敷地境界線になります。

②登記簿謄本や地図測量図を確認する

書類で確認する事も可能です。登記上に記録されている情報を確認できる登記簿謄本(登記事項証明書)や地図測量図でも確認することが可能です。

 

敷地境界線が分からに無い場合

境界標が無く書類上でも正確な敷地境界線が確認出来ない場合は、近隣様とのトラブルを避ける為に一度測定を依頼する事をお勧めします。また解体時だけでなく不動産売買時にも敷地境界線をはっきりさせておく事は必要です。

土地家屋鑑定士に依頼する

土地家屋鑑定士は国家資格の「土地家屋鑑定士」を取得した専門家で、登記を目的とした土地や家屋を測定する事が出来ます。土地境界を明確にして不動産登記の申請を行ってもらえます。

また敷地境界線を明確にする場合は、必ず立ち合っていただきましょう。立ち合いが無くい明確にしてしまった場合後々にトラブルになる原因です。

 

まとめ

敷地境界線は解体工事の際のみではなく、不動産の売買時や新築を建てる際にとても重要です。敷地境界線の確認方法を覚えておき確認できない際は土地家屋鑑定士などに相談しましょう。

 

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