土地建物の登記簿謄本とは    80秒解説

2023.08.21

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登記簿謄本(とうきぼとうほん)とは

登記上に登録されている土地や建物の「所有者が誰なのか」「どこに在るのか」「土地の広さ」「建物の様式」「床面積」などを証明する事が出来る書類です。主に不動産売買や相続の際に使用されます。

 

登記簿謄本と登記事項証明書

登記簿謄本と登記事項証明書は同じ情報を持つ書類を指すもので、簡単に言うと同じ物です。「登記簿謄本」は古い呼び名で「登記事項証明書」が新しい呼び方です。

昔、登記簿は紙のみで作成されていました、これを映したものが「登記簿謄本」ですが、現在では電子データで管理されておりこの電子データから証明書を発行したものが「登記事項証明書」と呼ばれます。「登記事項証明書」「登記簿謄本」二つは同じ情報を証明する資料だと覚えておきましょう。

 

解体工事とどの様な関係が??

解体見積を作成する為の現地調査の際にこの登記簿謄本を準備しておくと建物の様式や床面積を確認する事が可能であり、作業がスムーズに進める事が可能となります。逆にこういった資料が無いと一からすべてを調べる必要がある為、現地調査にかかる時間長くかかってしまいます。誰でも申請を行えば受け取れる資料ですので、事前に取得しておく事をお勧めします。

登記簿謄本の取得方法

窓口での申請

登記簿謄本は法務局または登記所の窓口で交付申請を行う事で取得できます。

インターネットでの申請

オンラインでの申請の場合は法務局のホームぺージ内で申請する事が可能です。

法務局登記簿取得オンライン案内

 

登記簿謄本、登記事項証明書は誰でも取得する事が可能で土地の所有者、親族、第三者でも取得可能です。 申請書以外に必要書類は特に必要なく登記簿謄本を取得したい対象の建物や土地の情報があった方が取得しやすいです。 窓口での申請の場合は1通あたり600円の手数料が必要でオンライン申請の場合は1通あたり500円の手数料が必要です。

 

まとめ

登記簿謄本、登記事項証明書は誰でも取得可能な書類です。不動産売買や相続の際に必要となり解体工事を行う前の現地調査の際にもこの資料があると作業がスムーズに進める事が可能です。

 

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