解体工事の厄介者アスベストについて 80秒解説 

2023.04.22

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解体工事の厄介者 アスベスト

解体予定の建物にアスベストが使用されていると、そのアスベストを除去するために特別な作業工程が必要となります。

その為、アスベストを除去する為の追加費用、追加工期が発生してしまう事を覚えておきましょう。

今回は、そんな解体工事の厄介者のアスベストについてご紹介させていただきます。


アスベストとは?

アスベストは石綿とも言われ1960年頃から1975年頃の建物の建築によく使用されていた建材です。現在では、アスベストは深刻な健康被害を引き起こす物質の為、アスベストを使用することは1975年より原則禁止されそれ以降年々厳しく規制されています。

アスベストの危険性はそこにある事自体が直ちに危険で問題なのではなく、解体時に「アスベストが飛び散る」「アスベストを吸い込む」事に問題があるとされています。


解体工事とアスベスト

解体工事を行う為には、解体工事着工前に解体を行なう建物にアスベストが使用されているか調査を行う必要があります。

建物にアスベストが使用されていることが判明した場合、解体工事前に建物に使用されたアスベストを除去する作業が必ず必要です。

アスベストを除去する際には、アスベストが飛散して吸い込んでしまう危険性や、飛散したアスベストが大気中に舞ってしまうと大気汚染になる危険性があります。なのでアスベスト除去を行う際はアスベストを吸引しない為の防護服の着用、そして大気汚染を防ぐ為除去を行う部分を覆い隔離する必要があります。


アスベストが使用されている可能性がある住宅

アスベストは1960年頃より1975年頃まで多く使用されていましたが、法律で使用が原則禁止され、それ以降に建った建築物にはアスベストが使用されているケースは少ないですが、1975年以前に建築された建築物には特に注意が必要で1975年以降でも2006年までアスベストが全面禁止になっていないのでこの時期に建てられた建物には注意が必要です。

アスベストが建物の建築に使用されている場合は、解体業者と解体費用や解体工事の工期日数をよく話し合っておく事が重要です。

 

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