各見積方法のメリット デメリット  120秒解説

2023.05.13

ブログ | 解体の知識

解体工事を検討する際、必ず必要となるのが見積です。解体見積は工事費用や内容をまとめた資料で解体工事の全容を知る事が出来る便利なものです。そんな見積は大きく分けて二つ方法があります。今回この記事では、各見積方法のメリットデメリットをご紹介させていただきます。

 


見積方法の種類

解体見積を取る際、2つの見積方法があります。

現地見積

現地見積とは、一般的に解体業者の担当者が解体する建物まで生き施主様の立ち合いのもと解体する建物の内外を調査して出される見積になります。一般的に解体をする際は現地見積を行ってから契約を行い解体工事を行う事になります。

 

概算見積

概算見積とは、現地見積とは違い解体物件に直接行かず、解体物件の図面や写真など大まかな情報だけを使って出される見積です。 施主様の現地立ち合いが必要ない為、比較的に簡単に施主様の時間を使わずに行えます。 おおまかな見積となる為、一般的に概算見積だけで解体工事を行う事はありません。大体の費用を把握する為に主に使用され、最近では現地に直接向かわずにネットのマップや写真で行われる場合もあります。


各見積方法のメリットデメリット

現地見積のメリット

現地見積は現地調査を行ってから出される見積となりますので費用や工程などの見積内容がより正確で細かくなります。また立ち合い中に業者の担当者に直接会えるので選んだ解体業者の対応を見る事ができます。施主様のご要望などもこのタイミングで業者に直接伝えられるので、契約する運びとなった後の解体工事がよりスムーズで安心できる内容に近づける事が可能となります。

 

現地見積のデメリット

一般的に正確な現地見積を出す為には建物中を見る必要があり、施主様の立ち合いが必要となります。しかし施主様が住まれている地域と、解体物件がある地域が別で離れている場合は施主様の負担がおおきくなりますし、業者とのスケジュール調整を行う必要も出てきます。


概算見積のメリット

見積を取る際に解体を予定している現場まで足を運ぶ必要が無く、必要書類情報等を提出すれば見積を受け取る事が出来る。解体業者が現場に来る事が無いので近隣様に気づかれる事なく見積を依頼する事ができます。解体を考えてはいるがすぐに解体をするわけでは無いお客様でも大まかな費用を知る事ができます。

 

概算見積のデメリット

業者が現地を直接確認せず資料に頼った見積を行っていますので、正確さに欠ける大まかな見積になってしまいます。ある程度正確な概算見積を行う為には提出する資料が増える為面倒になってしまう。資料だけでは不明な点は別途となり見積に反映されない為、全体の解体費用が把握しづらい。最終的に工事を行う為には現地調査の見積が必要な場合が多い


まとめ

直近で解体行いたい施主様や正確で細かい見積が欲しい施主様には現地見積を取る事をお勧めします。逆に直近で解体を考えているわけでは無いが解体するとすればおおよその費用を知りたい施主様には概算見積を取る事をお勧めします。

 

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