解体見積費用はどうやって決まるの?? 120秒解説

2023.05.11

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解体見積費用はどうやって決まるの??



解体を検討しているが解体費用がどのように決まっているのか分からない施主様も少なくないと思います。解体費用がどのように決まっているのかを知っておく事が重要です。解体費用を決める大まかな項目をご説明させていただきます。

 


・建物の広さ

まずは、建物の広さ大きさが解体見積に大きく関係してきます。

建物の大きさが大きければ大きいほど解体する面積が増える為、解体費用がたかくなります。2階建て3階建て階層を増すごとに解体必要な面積が増え、手間も増える為工期も伸び費用が高くなります。


 ・建物の建築構造

解体を行う建物が何構造なのかにより解体費用が変わります。

建築構造毎に解体する為の坪単価が大体決まっていて、硬い構造体で出来ている建物の方が一般的に坪単価が高くになります。木造ですと坪単価の相場は2万5000円~4万円、鉄骨造の場合4万円~6万円、鉄筋コンクリート造ですと6万円~8万円ほどかかります。あくまでも相場ですので建物の作りによって坪単価は変わります。


 ・建物の立地

建物の立地条件でも解体費用はかわります。

解体する建物に面している道路が狭い場合ですと解体作業をする為の重機や、廃材を排出する為のトラックが敷地内に入る事が出来ない為です。重機やトラックが使えない場合は重機の代わりに手作業が増えてしまう為、人件費が大きくなり、時間もかかる為工期も伸びてしまいます。他にもお隣の建物との距離が近い場合も費用が高くなってしまう可能性がります。お隣との距離が近すぎる場合、解体を行う際にお隣様に迷惑がかからない用に重機での解体を一部できない可能性や、養生をできない場合あります。そういった場合、手作業が多くなってしまい費用が高くなります。


 ・廃材、廃棄物の量

建物を解体する際に出てくる廃材や、廃棄物の量によっても費用が変わります。

建物を解体して出た廃材は分別を行いそれぞれ搬出する事が必要となります。搬出しなければならない廃材が多ければ多いほど手間や運搬、処理のコストがかかり費用が高くなります。

分別に関しては手作業で行う事も多く、様々な建材の種類を使った建築物の構造をしている場合はさらに手間がかかり費用も高くなる可能性があります。


・解体業者

依頼する解体業者によって設定している解体工事費用が違います。解体業者が行えない特殊な工事や運搬がある場合は、下請け会社にそういった仕事を回す事が一般的で費用が高くなります。また、重機を自社で保有していない業者は重機のリース費などがかかるので工事費用に影響し高くなります。


相見積もりを取る事が重要

解体工事を検討している施主様は見積を取る際に、一つの業者だけに見積依頼を依頼するのではなく複数の業者に見積依頼を行い提示される見積を見比べる事をお勧めします。

一つだけの業者の見積で判断してしまうと施主様の建物を解体する際の相場が分からず施主様にとっていい判断をする事が難しくなってしまいます。複数の業者に見積を依頼し相見積もりをする事でより良い業者に解体を依頼する事ができ施主様が納得できる解体を行う事ができます。

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