庭の解体費用相場       160秒解説

2023.05.25

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「庭の手入れが出来ない」「庭を他の用途で使用したい」「庭を造り変えたい」庭を変える為には今ある庭を一度解体する必要があります。庭の解体と言いますとイメージがわかないかもしれませんが庭には庭木、庭石、塀、置物など様々な物があります。これらを解体撤去し整地する事で上記のような内容を解決できます。今回は庭にある物の解体撤去費用相場をご紹介させていただきます。


庭石の撤去

庭石の撤去費用について、石の種類や大きさによって費用が異なるため、一概に費用相場をお伝えすることは難しいです。庭石撤去の価格は通常、石の重さに基づいて計算されます。具体的な費用は、「たて(m)× よこ(m)× 高さ(m)× 比重」という計算式で算出されることがあります。

また、人力では撤去できないような大きな庭石の場合、重機を使用する必要があります。この場合、重機代として別途約3万円から7万円の費用がかかる可能性があります。ただし、住宅周辺が狭く重機の搬入が難しい場合は、人力での撤去が必要となります。その際には、人件費や工具使用代も発生する可能性がありますので、事前に業者と相談して具体的な見積もりを取ることをおすすめします。


庭木の撤去

庭木の撤去には伐採と伐根、両方の作業が必要です。それぞれの作業には費用がかかりますので、以下にそれぞれの費用相場をご案内します。

伐採においては、庭木の高さや太さによって費用が異なり、大きな庭木ほど費用も高くなる傾向があります。一般的な費用相場としては、1本あたりおよそ2,000円から4万円程度が目安とされています。ただし、特に大きな庭木や特殊な木種の場合は、費用が倍以上になる可能性もあるため、予算の目安として参考にしてください。

一方、伐根においては、庭木の根元周辺の大きさや複雑さによって費用が変動します。伐採と同様に、庭木のサイズが大きくなると費用も高くなる傾向があります。一般的な費用相場としては、1本あたりおよそ2,000円から1万円程度とされています。ただし、根元が周辺に広がっていたり、特殊な道具や技術が必要な場合は、費用が割高になる可能性があるため、事前に業者と相談して正確な見積もりを取ることが重要です。


ブロック塀の解体撤去

ブロック塀の解体費用は、一般的に1平方メートルあたり5,000円から10,000円程度が費用相場とされています。ただし、手作業か重機を使用するかによっても費用が異なるため、その点にも注意が必要です。

手作業による解体の場合は、人件費や作業時間が加算されるため、費用が上昇する一方で重機を使用する場合は、効率的な作業が可能であり、比較的費用を抑えることができます。

さらに、ブロック塀の解体には人件費や運送費などの諸経費も発生することを考慮しておく必要があります。したがって、ブロック塀の面積が狭い場合でも、最低でも10万円前後程度の費用を見積もっておくことが適切です。


その他の撤去

花壇の解体費用は、一般的に面積に基づいて算出されます。費用相場としては、1平方メートルあたり1万円から3万円程度が一般的です。ただし、業者によっては花壇内の土の処理も含まれる場合と含まれない場合がありますので、見積もりを依頼する際には明確に確認しておくことが重要です。

 

物置の解体費用は、物置の大きさによって計算されることが一般的です。一般的な算出方法としては、「横幅+奥行+高さ」で長さを算出し、それに基づいて費用が決められます。例えば、約500cm程度の小さい物置の場合、約20,000円程度が目安とされます。一方、約700cm程度の大きな物置の場合は、約26,000円程度が費用相場とされています。

 


まとめ

今回は、庭を解体する為の相場費用についてご紹介させていただきましたが、これらは一般的な費用相場であり実際の解体費用は作業内容や地域によって異なる場合があります。そのため、複数の業者から見積もりを取り比較検討することが重要です。また、解体作業の際には安全面にも注意を払い、専門の業者に依頼することをおすすめします。

 

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