様々な種類ごとの看板撤去費用
看板と一言で言っても看板に様々な種類やサイズがあります。その種類やサイズによって看板の撤去費用も変わってきます。 ここではお客様ご自身で撤去を行う事が難しい看板毎の大まかな相場撤去費用をご紹介させていただきます。 また、撤去費用に処分費用は含まれていませんのでご注意ください。
袖看板 {撤去費用相場 約1万円~4万円}
袖看板は一般的にビルに設置される看板で、建物の外壁に取り付けるタイプや支柱から設置するタイプがあります。特徴的なのは看板が建物から突き出していることであり、そのために「突き出し看板」とも呼ばれます。サイズは一人で持てる程度の小さなものから、大型のものまでさまざまです。主に都市部や狭い場所に集中しており、建物の密集したエリアや抜け道などでよく見かけられます。
壁面看板 {撤去費用相場 約1万円~4万円}
ビルや店舗などの建物の外壁に直接取り付ける看板で、大型の施設や商業施設でよく目にすることがあります。街を歩けばほとんどの場所で見かけることができる一般的な看板です。
野建て看板 {撤去費用相場 約1万円~4万円}
病院やホームセンターなどで頻繁に見かける看板で、主に交通量の多い道路や田畑などに設置されています。このタイプの看板はポールや支柱で地面から独立しており、車や電車の移動中に目にする機会が多いです。一般的には「ポールサイン」や「自立サイン」とも呼ばれています。素材は木材、金属、プラスチックなど、看板が設置される環境や要件に応じて様々な素材が使用されます。 看板を立てる際に基礎工事がなされている場合は、基礎を解体する必要がある為撤去費用が高くなる可能性があります。
欄干看板 {撤去費用相場 約3万円~6万円}
店舗の入り口の直上に設置される看板で、照明機能も兼ね備えています。幅が広く目立つため、お店のシンボルマークとしての役割も果たします。このタイプの看板は一般的に「パラペットサイン」とも呼ばれています。
テント看板 {撤去費用相場 約1万円~4万円}
路面店や個人飲食店などでよく見かける看板で、店先にテント状の屋根を設置し、その上に看板が取り付けられたものを指します。雨や日差しの影響から店内を守り、店舗の宣伝や看板効果を発揮することができます。一般的にはテント看板と呼ばれています。
広告塔・屋上看板 {撤去費用相場 約10万円~30万円}
ビルやマンションの屋上に設置される大型の看板で、一般にはルーフトップサインとも呼ばれています。このタイプの看板は大きなサイズであり、設置には手間と高所作業費用がかかるため、費用も比較的高額になります。
撤去費用が高くなってしまうケース
基礎撤去工事の必要があるケース
基礎撤去工事が必要な場合、事前の見積もりよりも費用がかかることがあります。例えば、地中を掘削する場合は、地中の状態が見積もりの段階では分からないため、正確な費用を見積もることができません。そのため、追加作業が必要になった場合、費用が増えることがあります。一部の業者では、追加作業を行う前に、費用と状況について事前に連絡することができます。しかし、すべての業者がこのようなサービスを提供しているわけではないため、契約前に契約書の細かい部分を確認することが重要です。
高所作業があるケース
高所に設置された看板を撤去する際には、高所作業車が必要となる場合があります。特に大規模なビルに設置された袖看板や屋上看板の場合は、高所作業車が不可欠です。そのため、高所作業車の費用が発生し、さらに高所作業員も必要となるため、費用が増加することがあります。
足場を組む必要があるケース
足場を組むケースは、人通りの多い場所での作業や、看板や資材の落下による危険が及ぶ可能性がある場合、また高所での作業において作業員の安全を確保する必要がある場合に利用されます。
足場の規模によって費用は異なりますが、高層ビルなどでの作業では落下防止対策のための防護設備が必要です。また、業者は作業員の安全な作業環境を提供する責任を負っているため、費用は比較的高額になる傾向があります。
まとめ
看板の撤去の際は、撤去する看板がどういった看板の分類に当てはまるのかを先ず調べてから業者に相談しましょう。大きな看板の場合設置する際に作成を行った設計図を業者に提出できる状態にしておくと見積や工事がスムーズに進めることができます。
お客様がご自身で撤去する事が難しい看板について今回ご紹介させていただきましたがお客様がご自身で撤去することが出来る小さな「スタンド看板」や「文字看板」などは業者に撤去を依頼すると費用が高くなってしまう可能性がありますのでそういった看板はお客様がご自身で撤去される事をお勧めします。