フェンスの解体撤去について   180秒解説

2023.05.16

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解体撤去を行う事をおすすめするフェンス

耐用年数が過ぎているフェンス

フェンスの耐用年数は使われている材質によって変わります。スチールのフェンスであれば耐用年数は15年、金属製であれば10年です。樹脂やそれら金属以外の材質で作られたフェンスは更に耐用年数が短い可能性があります。

目立った老朽化の傾向が見受けられなくても、目に見えないところで劣化が進んで強度が落ちているということは十分考えられます。耐用年数が過ぎているフェンスは解体撤去する事をお勧めします。


見た目で分かるほど老朽化しているフェンス

外観が明らかに傾いていたり、触れると不安定で揺れたり、明らかに老朽化が進んでいるようなフェンスは、撤去を検討すべき時期に来ていると言えます。また、目に見えるひび割れなどの状態も同様です。


フェンスの解体撤去費用

フェンスの撤去には一般的に3万円から10万円程度の費用がかかることがあります。ただし、費用は業者によって異なる場合やフェンスのサイズや高さによっても変動することがあります。撤去費や解体費、処分費なども含めて総額が10万円を超えない範囲内であれば、相場に合致していると言えます。フェンスの交換や修理費用は、一枚あたりの価格によって決まります。したがって、修理や交換が必要なフェンスの枚数が多ければ費用もそれに応じて高くなります。また、一部の場合では、自治体の補助金などを利用できることもありますので、確認してみることをおすすめします。


フェンスの解体撤去を行う際は業者に頼むのがオススメ

フェンスを解体撤去する為のコンクリート基礎を掘り返す作業には本格的な道具が必要です。また、フェンスの場合でも、多くの場合、支柱部分全てに基礎が設けられているため、基礎の掘り返しは時間と手間のかかる作業となります。ご自身で解体撤去を行うよりも解体業者に依頼して解体撤去していただく事をお勧めします。

フェンスの種類

アルミ材フェンス

アルミニウム製のフェンスは非常に一般的であり、直線的でシンプルなデザインながらも、様々な縦ライン、横ライン、網目、格子などのデザインやカラーが豊富に用意されています。

アルミニウム製のフェンスは耐久性と頑丈さは十分です。錆びにくい特徴もありますが、アルミニウム鋳物に比べるとやや弱いと言えます。ただ、その分比較的手頃な価格で入手できるという利点もあります。

 

鋳物フェンス

鋳物フェンスは、洗練されたエレガントでスタイリッシュなデザインが多く存在し、周囲に独特の雰囲気を演出します。目隠し効果は限定的ですが、その美しいデザインにより、環境全体を引き立てることができます。細身の作りながらも重量感があり、耐久性も高いものが多く取り扱われています。

 

スチールメッシュフェンス

このタイプのフェンスは、比較的低価格でありながらも耐久性が高く、コストパフォーマンスが優れている特徴があります。メッシュ状の構造を持っているため、目隠し効果はありませんが、境界線としての役割は十分に果たしてくれます。

 

木製フェンス

木製フェンスは、木のぬくもりを存分に感じることができる最大のメリットがあります。しかし、耐久性には限界があり、メンテナンスが大変なものも存在します。

 

樹脂製フェンス

樹脂製のフェンスは木製に比べて耐久力がやや高く、自然な雰囲気を演出することができます。特に竹垣のようなデザインは和風の庭園によく馴染みます。また、本物の木製に比べてメンテナンスも簡単です。ただし、アルミやスチールに比べると頑丈さでは劣る点は避けられません。


フェンス構造

本体

通常、フェンスの本体は一般的に2メートルの幅で設計されており、高さも20センチメートル刻みで調整されることが一般的です。

フェンスの本体部分を連結する柱となる部分です。これがなければ、フェンスの耐久性に問題が生じる可能性があります。一般的に、フェンスの本体部分は横幅が2mで設計されており、柱はその間隔で設置されることが多いです。

端部カバー

フェンスの端部分を覆うための部品です。デザインによっては必要ない場合もあります。

目隠しカバー

ブロックと一体化しているタイプのフェンスでは、フェンスとブロックの間にわずかな隙間ができることがあります。この隙間(80mm~100mm程度)を覆う役割を果たすのが目隠しカバーであり、通常は本体と同様のデザインが施されています。


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