解体工事中に解体工事業者への差し入れを検討されているお客様もいらっしゃると思います。「本当に差し入れが必要なのか」「差し入れはどのタイミングで行うものなのか」「差し入れをするならどんなものが喜ばれるのか」そんな疑問について今回ご紹介させていただきます。
差し入れって必要なの？？
解体工事業者への差し入れは必ず必要なものではありません。古くからの習慣として工事業者への差し入れは現代でも行われていますが、ルールや必ずしなければいけないマナーなどには当たりませんので、解体工事をしている解体業者へ差し入れを必ずしなければいけないといった義務感を持つ必要ありません。
なぜ差し入れを入れるの？？
前述のとおり、「差し入れを入れなければいけない」といった義務感を持つ必要はありませんが、屋外作業で解体を頑張ってくださっている解体業者さんへの感謝の気持ちとして行われます。 もちろん差し入れをしなかったからといって解体業者が解体の手を抜く事や雑に解体工事を行う事はありません。
差し入れを入れる事でメリットも？
解体業者への差し入れを入れる事で施主さまにもいくつかのメリットがあります。
・解体業者とのコミュニケーションが取れる
施主様自ら差し入れを現場に持って行かれることで必然的に「実際にどのような作業員が解体を行っているのか」「現場の雰囲気」などを確認する事ができます。
・解体工事の進捗を確認できる
解体工事の進捗を確認できます。「解体工事が実際どのように行われているか」「騒音や振動などで近隣様へご迷惑をかけていないか」「解体工事が計画どおり行われているかどうか」
「解体業者が不正を行っていないかどうか」差し入れを口実に現場に寄っていただく事により様々な確認を行える機会になります。
何を差し入れすべき？？
基本的に差し入れをする場合は、日持ちする物を選びましょう。解体工事は屋外作業な事や、差し入れをもらってから直ぐに手を付けられない場合もありますので温度が高くなってしまうと傷んでしまう物は避けるべきです。
飲み物
一般的に差し入れを入れるならお茶や水、スポーツドリンクなどの飲み物を差し入れる事が喜ばれます。飲み物ですと必ず必要になる物であり比較的に食べ物より日持ちする為、差し入れに適しています。夏場ですとクーラーボックスなどに飲み物を準備していくと更に気が利いていて喜ばれると思います。
現金
現金を直接差し入れする事も喜ばれます。現金の内容としては、近くにコンビニやスーパー、自販機などで自分で好きなもの物を買える程度の金額がよいでしょう。あまり大きな金額になると業者側も困ってしまうので適切な金額を差し入れする事をお勧めします。
差し入れのタイミングや頻度
差し入れのタイミングは解体工事の邪魔にならないタイミングで行う事がベストで厳密な時間は「昼休みの１２時～１３時」もしくは「途中休憩の１５時頃」が一般的に邪魔になりにくい時間帯です。 差し入れする頻度に決まった回数はありません。1～２回であれば問題はないです。 あまり多い回数行ってしまうと逆に業者側の迷惑になってしまう事もあり得ますので適度な頻度で差し入れは行いましょう。
