解体工事の見積書内容は大きく分けて4つ 90秒解説

2023.05.05

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解体工事を行う場合施主様が必ず確認する事になる「解体見積」の見方をご紹介させていただきます。

解体業者の見積は各業者によって書き方や、内容が異なりますが、一般的な解体見積の内容は大きく4つに分ける事ができます。

  • 建物取壊費用 
  • 廃棄物処理費用
  • 付帯工事費用 
  • 諸経費用

 

  • 建物取壊費用 

解体物件の解体

建物を実際に解体する為の費用

単位は平米㎡、手壊しや重機での解体が一般的です


 

  • 廃棄物処理費用

解体材の処分

建物の解体に際して発生する廃棄物を処理施設に運搬、処分する為にかかる費用。

木材、コンクリート、鉄くずなどが主な廃棄物となります。


 

  • 付帯工事費用 

・足場・養生

・残置物の処分

・ブロック塀・井戸などの撤去

建物を解体する為にかかる解体費用以外の工事費用。

ブロック塀・井戸の撤去費用が記載されます。


 

  • 諸経費用

・重機回送

・届出

・現場諸経費

上記費用以外にかかる費用です。重機の回送費用や届出、申請費用などが主に記載されています。


相見積の際に

施主様が相見積もりをされる際に全体の費用を見る事も大切ですが、費用の内容を見て検討する事も大切です。また、各見積を確認して明らかに他の業者の見積よりも高い工事見積費用が提示されている場合は、一度何故その工事費用が高いのか担当者に確認をとってみると正当性を確保出来る事や費用の訂正を行ってくれる場合もあります。


 

値段が安いという理由だけで解体業を選ぶと思わぬトラブルも

全体の費用が安いが廃棄物処理費用が他の業者と比べて安すぎる場合などは、不法投棄などを行っている可能性もあり得ますのでご注意ください。

他にも付帯工事費があまりに安い場合は養生などがずさんで近隣の皆さんにご迷惑をかけてしまう可能性もあります。


まとめ

解体見積は各業者によって記入方法が違いますが、記載されている内容は大きく変わる事は基本的にありません。

全体の費用だけを見るのではなく、どういった内容が記載されているのかを確認して金額が妥当なのか判断しましょう。

また、記載内容が大まかに書かれていたり、説明がなされていない場合は、担当者に確認をとって内容を必ず理解する事をお勧めします。

 


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