解体工事のキャンセルって出来るの?
解体見積を頼んだが費用面や、日々の忙しさ、予期しない理由でなかなか解体工事を依頼することができない又は依頼を行ったが契約をキャンセルせざるを得ないケースもあります。
そんな場合どのようキャンセルを行えば良いのか分からないそんな施主様の為に、「契約前」から「契約後」「工事着工後」どのタイミングまで契約をキャンセルできるのか、キャンセルする場合のポイントをご紹介させていただきます。
解体工事の流れ
解体工事を施主様が検討されてから工事着工までの大まかな流れは以下のようになります。
1見積依頼
2現地調査
3見積金額の提示
4契約
5近隣様への挨拶
6工事着工
一般的な解体業者ですと、見積を出すために現地調査を行い見積書を制作します。見積内容を施主様に検討していただいて納得いく内容であれば契約を行い、近隣への挨拶を行った後に解体工事着工の流れとなります。
キャンセルは何時まで可能なのか
契約前の場合
契約前の解体業者にキャンセルを行うことはもちろん可能です。見積を受け取り相見積もりを行った後に選ばれた業者以外にお断りの連絡を入れることは一般的です。また、相見積もりでなくても見積を受け取り納得いかない点がありお断りすることも多いです。納得がいかないまま契約まで行ってしまうと後々にトラブルになってしまう事がありますので、お断りをする事も重要です。しかし、無料見積といっても解体業者側には時間と費用がかかっていますのでお断りの連絡を入れる際にはお礼の言葉を一緒に伝える事をお勧めします。
契約後の場合
契約後のキャンセルは可能です。
契約書上で正式な契約を行った後でもキャンセルはできますが、契約前のキャンセルとは違い慎重に進める必要があります。
契約後ですと解体業者側にご迷惑や、損害を与えてしまう可能性が高く、契約解除の為の違約金が発生してしまう可能性も高くなります。まずは契約書の内容や約款につてしっかりと確認して、契約を行った工事業者に相談しましょう。解体業者への連絡はキャンセルの可能性が出た時点でなるべく早く行いましょう。
工事着工後の場合
すでに工事が着工してしまっている場合のキャンセルは施主様に相応の損失が発生する事を覚悟しなければいけません。解体工事を行う為の費用や諸経費が解体工事側にすでにかかってしまっている為、費用は施主様負担となる可能性が高いです。そういった事を起こさない為にも余裕を持った解体工事を計画しましょう。
キャンセルの連絡はお早めに
キャンセルを行う場合は早いに越した事はありません。家庭の事情や、予期せぬ事情、様々なやむを得ない理由をお持ちかもしれませんが、契約後の場合解体業者は、工事着工の為に職人のスケジュールや重機の手配を行っております。解体業者にかける迷惑を最小限に抑える為にもキャンセルする意向があればその時点で解体業者にその連絡を行いましょう。